噛み合わせとは、上と下の歯が噛み合うことで、歯の並び、歯の形態、歯の向き、上下顎の位置、顎関節、頭~顎~首の筋肉のバランスなどの要素から構成されています。少し当たるからと削って調整すると、全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
当院ではそれら全体を把握した上でそれぞれの方にあった噛み合わせを提供します。
このような症状がある場合は噛み合わせの治療が必要な場合があります。お気軽にご相談ください。
プラスチック製のマウスピースでそれぞれの方にあった噛み合わせで製作します。日常的に使用することで顎の本来の位置に筋肉や関節を誘導します。
スプリント療法で誘導された顎の運動に合わせて不正に噛み合っているところを削合、調整してバランスをとります。
噛み合わせの悪化はほとんどの場合、頬杖、片側噛み、うつぶせ寝、食いしばりなど無意識の癖や習慣が原因となって起こります。問診カウンセリングで悪い習慣や癖を自覚してもらい改善していくことで噛み合わせの悪化を防ぎます。
噛み合わせの悪化はほとんどの場合、頬杖、片側噛み、うつぶせ寝、食いしばりなど無意識の癖や習慣が原因となって起こります。問診カウンセリングで悪い習慣や癖を自覚してもらい改善していくことで噛み合わせの悪化を防ぎます。
噛み合わせの悪化は顎の痛みや頭痛を引き起こすことがあります。痛みが強い場合は痛み止め、顎関節周辺の筋肉をほぐす筋弛緩剤を処方する場合があります。
歯並びが原因で噛み合わせが悪くなってしまっている方が多くいます。期間が長くなることと保険外診療になるため高額になりますが、歯並びを整えることで噛み合わせを根本的に改善することができます。
噛み合わせを狂わせている原因として被せ物が影響していることがあります。正しい形の被せ物にすることで噛み合わせを改善します。また、被せていない歯でも形態、位置が悪いと影響してしまうため、削って被せ物をすることで適正な咬合を付与できることもあります。
根本的に顎の骨のバランスが悪くなってしまっていることがあります。その際は専門の口腔外科の先生のもとで骨を削って顎の位置を修正する治療が必要になります。矯正治療、補綴治療と合わせて行ないます。
上下の歯が、通常物を噛む時とは異なった接触をしている状態のことで、ブラキシズムとも言います。起きている時(覚醒時ブラキシズム)も寝ている時(睡眠時ブラキシズム)も起こっています。
さらに歯ぎしり(ブラキシズム)は大きく、
の3つに分類されます。
歯ぎしりは毎日ではなくても全ての人に起こっています。頻繁に、もしくは強く起こっている方はお口や身体に症状が出る恐れがあります。
原因としてはストレス・遺伝が主に挙げられます。
また、交感神経活動の亢進、睡眠不良の他に薬物や神経系の疾患も原因と考えられていますが、不明な点が多く残されています。
歯のすり減りの度合い、スプリントのすり減りの度合い、睡眠同伴者の指摘、起きたときの顎のだるさや痛みの有無 などから診断します。
歯ぎしりを完全に止める方法はありません。そのため症状が出にくいようにするために
が主な治療となります。
それらに加え、負担がかかっている歯の咬合調整を行なうこともあります。