当院はスタンダードプリコーション(標準予防策)を取り組んでいます。
「あらゆる人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性があると考えて取り扱う」という考え方を前提とした感染予防策です。
が主な感染予防対策となります。
の3つがあります。
飛沫核感染とも表現され、病原体を含んだ飛沫が乾燥してさらに微小な(5㎛以下)飛沫核となり空気中に浮遊し、それを吸入することにより感染します
感染患者さんのくしゃみ、咳、会話などで放出された病原体を含む飛沫(5㎛以上)が口腔粘膜、鼻粘膜結膜などに付着することにより感染します。
気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子による感染のことで 空気感染・飛沫感染を包含しているものです。 歯科は切削の必要な治療が多いため、これらの感染対策も必要となってきます。
感染者から微生物が直接感染します。
微生物に汚染した物や人を介して感染します。
カテゴリー | 定義 | 処理 | 歯科器具器材 |
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クリティカル | 通常無菌の組織や血管に挿入されるもの | 滅菌 | 手術器材、スケーラー、バー、ポイント、穿刺・縫合など観血的な処置に使用される器材 など |
セミクリティカル | 損傷の無い粘膜および 創のある皮膚に接触するもの | 高水準消毒または 中水準消毒 | 印象用トレー、口腔内用ミラー、咬合紙ホルダー など |
ノンクリティカル | 損傷の無い皮膚と 接触するもの | 洗浄または 低水準消毒 | チェアーユニット、無影灯、X線撮影用装置、診察台、 など |
洗浄・消毒した器具器材を高圧蒸気にてほぼすべての細菌・ウイルス滅菌します。
切削器具の中を洗浄します。
洗浄した切削器具を高圧蒸気で滅菌します。
診察室に入って上に装着してあります。
治療中に発生する目に見えない物質や、 来院される患者様が外部から持ち込む様々な有害物質が院内には浮遊しています。時にそれは治療の妨げや、患者様への不安要素となる場合があります。
メディカルライトエアーは光触媒を搭載し理想的な空気に浄化してキレイな院内空気環境をお届けします。
歯を削った飛沫粒子を口腔内で用いる吸引装置(口腔内バキューム)で吸引しきれなかった浮遊物質を再度吸引することで院内に飛沫するのを防ぎます。
当院としてできる限りの感染予防は行なってまいりますが、みなさんのご協力が必要となります。